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ゴアガジャ／ Goa Gajah

ゴアガジャとは「象の洞窟」意味で
初期バリ王朝の中心地として栄えた
ブドゥル（バリ島中部）の谷間にある石窟寺院の遺跡です。
石窟１個と矩形（くけい）の沐浴場からなり、
隠者がこもって修行した宗教的聖地と考えられています。

石窟の正面入口の岩肌には、
怪奇な形相をした他界の守護神「ボーマ」の顔が彫刻され、
その周囲一面にも多数の動物や妖怪の彫像があります。
洞窟内は高さ約２ｍで左右に神像を安置する場所が設けられています。

ゴアガジャの石窟は１９２３年、沐浴場は１９５４年の発見・発掘によるもので
１１世紀前半のものと推定され重要遺跡のひとつとみなされています。